衣類のお手入れ方法

毛玉対策と対処法

おはようございます!

今日は毛玉対策と対処法についてです!

昨日のブログに上げたように毛玉の発生原因はスレや摩擦であることは説明しました。
→昨日のブログはこちら

しかし、着用によるスレや摩擦をカンペキに防ぐことは不可能です…。

ただ、以下の点に気をつけると多少なりとも衣類が受けるダメージを経験することができます。

◆カバンなど、避けられそうな摩擦は避ける
一番はこれです。しかし、あまり気にしすぎると疲れるのでほどほどに👍

◆着終わったらブラッシングする
着用中に引き出されたり、乱れた繊維をブラッシングで整えることできます。またほこりや汚れを落とすこともでき、衣類の長持ちにもつながるので一石二鳥です🙌

◆ 1日着たら休ませる
同じ服を着続けるのは、毛玉に限らず破れの原因になったりするので1日着たら、2 、3日休ませることが大切です💤

それでも毛玉が発生してしまうこともあるでしょう。

その場合、ブチっと手で引き抜いてしまうのはダメです🙅‍♂️

ブチっと指でむしってしまうと、ティッシュを使えばまた次のティッシュが出てくるのと同じように、次の繊維が引き出されてまた次の毛玉発生につながってしまいます。

そうするとセーターなどのニット類はどんどん生地が痩せて、場所によっては最終的に穴が開いてしまうことがあります。

なので毛玉が出来たら、ハサミや毛玉取り器でカットするのが一番です!

この時気をつけて欲しいのが、誤って糸引きをカットしないということです。

毛玉は昨日のブログで説明したように引き出された繊維が最終的に丸く固まったものですが、糸引きはカバンやファスナーなどに引っ掛けられて糸ごと表に引き出された状態です。

毛玉と糸引きの違い
左が毛玉、右が糸引き。


上の図でもわかるように、毛玉との違いはループ状になっていることでしょう。
誤ってこの糸引きを切ってしまうと一発で穴が空いてしまうので要注意です。

当店でも、

お気に入りのセーターに毛玉が出来てしまったので安全に取ってほしい...
コートのバッグが当たる部分に毛玉が出来かけているので早めに取ってほしい...

など、ご相談いただくこともしばしばです。

毛玉取りは気を付けさえすればご家庭でも出来ますが、心配な方は当店でクリーニングついでに毛玉取りも承っていますので、お気軽にご相談ください。

毛玉のできるメカニズム

おはようございます!

今回は毛玉の発生メカニズムと対策についてご説明します!

この時期ニットのセーターなどを着ているといつのまにか毛玉ができたりしますよね?

その発生までの流れはこちらです。

①新品
編み目が整っていてキレイです。
毛玉が出来る仕組み①新品




②繊維が引き出される
着用中のスレや摩擦によって繊維の先端が少しずつ引き出されます。
毛玉が出来る仕組み②繊維が引き出される



③表面が毛羽立ってくる
引き出された繊維が増えてゆき、表面が毛羽立ってきます。
毛玉が出来る仕組み③毛羽立つ



④繊維が絡み合う

繊維同士が絡み合ってワタ状に変化します。
毛玉が出来る仕組み④絡み合う



⑤毛玉になる

ワタ状の状態で摩擦を受け続けると丸くなり毛玉になります。
毛玉が出来る仕組み⑤毛玉になる





説明の通り、毛玉発生の原因はスレや摩擦です。

ニットのセーターを例にとってご説明しましたが、これに限らずジャケットやコート、ズボンなど出来てしまうものには出来てしまいます💦

発生箇所として多いのが、袖口、身頃、裾で、その他にはシートベルトやバッグが当たる箇所など常に一定の摩擦を受ける箇所も発生しやすいです🤔

明日は毛玉をできにくくするコツと、もしできてしまった場合の対処法をご説明します👍

お楽しみに😁

秋の衣替えでも防虫・カビ対策を!

おはようございます!

今回は秋の衣替えにおいて、防虫・防カビ対策が必要かどうかを説明いたします!

まず結論から言うと、この時期の衣替えでもそれらの対策は必要です💦

よく、虫の繁殖=春夏、カビが生える=梅雨、ということで春の衣替えで対策を行うイメージが強いですが、現代の住環境では、気密性、保温性ともに高いため、熱がこもりやすく湿気も逃げにくい、つまり冬でも衣類を食べる虫の繁殖、カビの繁殖が起こり得ます…。

人間にとって快適な住環境は、彼らにとっても快適なわけです😅

というわけで、秋の衣替えでも防虫・防カビ対策が必要なのです。

では、具体的にどういったことをすれば良いかというと、当店では1点1点に防虫防カビカバーをかけてあげる、しまいこみセットをオススメしております。

クローゼットにかけるタイプの防虫剤だと数個でクローゼット全体に対して効果がありますが、クローゼットを開け閉めすることでせっかくの効果を出すためのガスが逃げてしまいます。かといって、クローゼットを閉めっぱなしにするとカビが心配です…。

ということで、防虫防カビカバーをそれぞれかけてあげることで、しっかりと対策ができます👍

当店では、しまいこみセット(防虫防カビカバーでの包装)もできますのでこの秋の衣替え時にはご利用くださいませ🙇‍♂️

※後になりましたが、クリーニングから返ってくるときの通常のビニールは必ずとってから収納してください!あのビニールは商品の移動時の汚れ避け、ホコリ避けなので通気性が無く、虫やカビたちの温床になる可能性があります!

しまいこみセットでしたら、ビニールを外す必要がなく、そのまましまえるのでラクチンです😉
IMG_6267

中間洗い、オススメです!

こんにちは!



只今雪の中、山口県クリーニング組合青年部の総会があるので電車で山口へ向かってます。


明日は朝一で、商工会議所青年部のオートレース場で開催する寝太郎リレーマラソンのPRがあるので今日中には帰りたいので、電車動いてるの祈ります。。


さて、こんな感じで雪も降っちゃったりして冬真っ只中ですが、いまお召しになってる冬物を、春の衣替えまでの中間であるこの時期に一度クリーニングに出されることをオススメします。

冬物は、それ以外のシーズンに比べて汗もかきにくいので汚れてる実感をあまり持てませんが、実は着用してる間にジワジワと汚れています。

その汚れの正体は、油煙(排気ガスや飲食店のニオイなど、油が気体になって漂ったもの)、油煙と一緒にくっつく鉄粉、スス、ホコリ、砂埃など(油煙は粘着質なので接着剤のように色々な汚れをくっつけます)、皮脂(主にエリ、ソデ)、部分的に着く汗、など様々です。


そうしたジワジワ汚れを放置してしまうと、汚れの上に汚れがつき、さらにその上にも汚れがつき…と、ミルフィーユみたいに重なって一回のクリーニングでは、落ちにくくなってしまいます。

その結果、繊維が目詰まりし、吸湿性が悪くなり、カビや雑菌が繁殖しやすくなり、服も傷みやすくなり、型崩れしやすくなり、臭くなったり、ニオイが定着してしまったり、とホント良いことありません。。


くすみが目立ちやすいベージュなどの淡色のコートはもちろん、セーターや冬物スーツなどあらゆる冬物衣類に、キレイに長く着て頂くためにオススメです!

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高級なカシミアのコート。全品加工のリンス加工で繊維が元気に、手仕上げとブラッシングで美しく仕上がりました!


IMG_2956
このシーズンは毛玉取りが無料です!セーター類の中間メンテナンスにどうぞ!(写真は向かって右半分が毛玉取り前、左半分が毛玉取り後です。毛玉を取って毛並みも揃っていい感じなのですが、写真ではわかりにくいですね…)


では、もうちょいで着きますので、あまり飲み過ぎずに飲んできます。




秋の衣替えのシーズンです♪

おはようございます!


だいぶ秋らしくなってきました!
最近は夜飲みに行ってからの帰りは酔いがちょっと醒めるくらい寒いですねぇ。

さて、これだけ寒くなればようやく春夏物を仕舞って、秋冬物を準備できる季節です♪

しかし、これだけ急に冷える日がくると、ついつい秋冬物を慌てて準備して、春夏物のメンテナンスが疎かになってしまいます(私がそうです)。

もし汚れが残留していると、保管中に汚れが腐敗して(いわゆる酸化です)、次に着ようと思った時にエリ、ワキ、ソデなどが黄色くなってたり、カビが生えたり、虫に食われたり、シミが取れにくくなったり、汗の成分で変色したりと、良いことはありません。泣
IMG_2797
写真のように、夏物は淡色のものが多いですので、例えば黄ばみがでると余計に目立ってしまいます。。

そうならないためにも、仕舞う前にはクリーニングでキレイにしてから仕舞うことをオススメいたします!

汚れの種類や素材によって洗い方、シミ抜きなどお客様のご希望のクリーニングをしたいと思いますので、ご要望等ご遠慮なくお申し付けください♪


そして、明日はいよいよ夢花火です!
お天気も大丈夫そうですね!すごいホッとしてます!
漁港ゆえに一段と冷えると思いますので、どうぞ暖かい服装でお越しください^_^
最高の花火を皆様で楽しみましょー!
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