不明のシミ

ワイシャツについた謎のシミ

シミは何がついたかわからないけど、いつの間にかついていたと言うケースが少なくありません。

こちらのシミも、お客様ご自身に覚えのない、とのことでした😅

下手なことをすると取れなくなるので、無難な薬品で様子を見ながら処理し、無事完了しました👍

ちなみに鉄サビを落とすシミ抜き剤によく反応しましたが、結局何だったのかは不明のままです😂

Before 
IMG_5215

After 
IMG_5216

謎のシミ その2

こんばんは!


今日の事例紹介は謎のシミです。
シミ自体は大して濃くもありませんが、淡いオリーブ色のこのブラウスは、繊維が麻100%で染色堅牢度が弱く脱色しやすそうなので色掛け(染料や顔料などを使って部分的に染めたり色を乗せたりして色の異常を消したり分かりにくくすることです)ありきで処置しました。


ビフォー
色的には、コーヒーなどの飲み物か、古い血液でしょうか。


アフター
シミ抜き料金は500円です。


シミ抜き中にやはり脱色してしまいましたのでシミ抜き後に、色掛けで完了です。

謎のシミ

こんにちは!


クリーニングと追加でシミ抜きのご依頼も一緒に頂くことが多いですが、シミ抜きで一番多いのがお客様でも何がついたか分からない不明のシミかもしれません。


何がシミになったか明確に分かれば原因にあった処理を行いますが、不明の場合は繊維と相談しながらより慎重に進めます!


というわけで、before


After
よーーーく見たら分かるかも知れませんが、ほぼ完全に除去できました!


あまりガンガン攻め続けると、フェイクファーの脱毛、変色のリスクがあり怖かったのでこの辺で止めさせて頂きました。


シミ抜きは外科手術と一緒で生地にもダメージを与えます。加えて、付着して時間がそれほど経ってないものは別として、繊維と結合したシミは全く元通りに除去出来ることは少ないと思います。


ですので、いかに生地を傷めずに着用に問題無いレベルまでシミを除去するかが、その見極めが重要だと最近思います。


いやあ、奥が深いですねえ。
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